今日の日記
2003年9月18日 『神聖ローマ帝国』 講談社現代新書
神聖ローマ帝国。なんてカッコいい名前だろう。中学生の頃そう思った人は多いに違いない。かく言う自分もその一人。なんたって、神聖で、帝国。しかも、「ローマ」の響き。
それが、その実態を知ってがっかりするのだ。権力も弱く、中身もスカスカ。ただ名前だけ生き長らえているだけで、事実上は分裂している、と。
ただ、そんな状態は別にこの国に限ったわけでもなく、どの国も同じ事。しかし、この国だけが領内の諸侯の割拠図まで書かれてしまう。フランスのブルゴーニュ公やら南半分やらはフランスとして一色に塗りつぶされるのに。それはこの本とは関係ないか。
いかに、「帝国」である事にこだわったかが分かる。
神聖ローマ帝国。なんてカッコいい名前だろう。中学生の頃そう思った人は多いに違いない。かく言う自分もその一人。なんたって、神聖で、帝国。しかも、「ローマ」の響き。
それが、その実態を知ってがっかりするのだ。権力も弱く、中身もスカスカ。ただ名前だけ生き長らえているだけで、事実上は分裂している、と。
ただ、そんな状態は別にこの国に限ったわけでもなく、どの国も同じ事。しかし、この国だけが領内の諸侯の割拠図まで書かれてしまう。フランスのブルゴーニュ公やら南半分やらはフランスとして一色に塗りつぶされるのに。それはこの本とは関係ないか。
いかに、「帝国」である事にこだわったかが分かる。
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