ワタル:ミーナ:キ・キーマ:カッちゃん:ミツル
2003年7月18日 『ブレイブストーリー』 宮部みゆき
やっと読み終わった。
異世界ファンタジーという宮部みゆきの異色作。中身は『夢にも思わない』あたりの流れを受け継いでいる。
一見正統派ファンタジーだが、そうでもない。あまりにもど真ん中の直球過ぎて、かえって正統派ではないように思う。
大抵のファンタジーは、そういうのを嫌って独自の色を出そうとするものだが、狙ってそうでないのか、そういう話ではない。なのに、宮部色は出ている。正統派の中に身をおかずに、その外からファンタジーの潮流を眺めながら、その芯を書いたような。
それと、本人ゲーム好きらしく、その影響も出ているかもしれない。
上下2300枚のボリュームは見事だが、佳作といったところか。幻界に行くまでが一番面白かったかもしれない。
やっと読み終わった。
異世界ファンタジーという宮部みゆきの異色作。中身は『夢にも思わない』あたりの流れを受け継いでいる。
一見正統派ファンタジーだが、そうでもない。あまりにもど真ん中の直球過ぎて、かえって正統派ではないように思う。
大抵のファンタジーは、そういうのを嫌って独自の色を出そうとするものだが、狙ってそうでないのか、そういう話ではない。なのに、宮部色は出ている。正統派の中に身をおかずに、その外からファンタジーの潮流を眺めながら、その芯を書いたような。
それと、本人ゲーム好きらしく、その影響も出ているかもしれない。
上下2300枚のボリュームは見事だが、佳作といったところか。幻界に行くまでが一番面白かったかもしれない。
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